気随気儘
読み方
きずい きまま
意味
自分の気分や好みに従い、他人や規則などにあまり縛られず、思うままに振る舞うこと。また、そのさま。自由でのびのびした意味にも、周囲への配慮を欠く身勝手な態度という批判的な意味にも用いられる。
由来
「気随」と「気儘」は、いずれも「気の向くまま」「思いのまま」を表す語である。この二語を重ねて意味を強めた日本語の表現とされる。江戸時代ごろにはそれぞれの語が用いられていたが、「気随気儘」としての最初の用例・成立年は明確ではない。中国古典の特定の故事に由来する語ではない。
分類・構成
備考
「気まま」だけでも日常的に用いられる。「気随気儘」はやや文章語的で、自由闊達さを表す場合と、自己中心的であることを非難する場合がある。表記は「気随気まま」とすることも多い。
誤用・混同注意
- 「気随気侭」は「儘」の異体字を用いた表記で、意味は同じ。
- 「気随気まま」は後半を仮名で書いた一般的な表記であり、誤りではない。
- 「きずいきじん」などと読まず、標準的には「きずいきまま」と読む。
例文
- 退職後は、毎朝の予定を決めずに気随気儘な生活を楽しんでいる。
- 彼女の気随気儘な発想が、従来にない企画を生み出した。
- 団体旅行では、あまり気随気儘に行動すると、ほかの参加者に迷惑をかける。
類義語
- 自由奔放
- 勝手気まま
- 放縦自在
- 我儘放題
対義語
- 自制自律
- 規律遵守
- 克己復礼