毀誉褒貶
読み方:きよ ほうへん
意味
人や物事について、ほめることとけなすこと、また、その価値や善悪を論じて評価すること。世間から受ける称賛と非難の両方をいう。
由来
「毀誉」と「褒貶」という、ともに「そしることとほめること」を表す漢語を重ねた四字熟語である。「毀」はそしる、「誉」はほめる、「褒」はほめる、「貶」はけなす意。特定の一つの中国古典に由来する故事成語というより、古くから用いられた漢語の対句的な組み合わせで、成立時期は明確ではない。
備考
「毀誉褒貶を受ける」「毀誉褒貶がある」のように用いる。単なる悪口ではなく、称賛と非難を含む世間の評価全般を指す、やや硬い表現である。
補足
- 「毀誉褒貶」は、ほめ言葉だけを指す語ではない。非難・悪評も含む。
- 「毀誉褒辺」と書くのは誤り(正しくは「毀誉褒貶」)。
例文
- 政治家である以上、毀誉褒貶を受けることは避けられない。
- 作品は毀誉褒貶が分かれたが、多くの読者の心を動かした。
- 毀誉褒貶に一喜一憂せず、自分の信念に従って研究を続けた。
分類
類義語
- 毀誉
- 褒貶
- 賞罰
- 是非
- 称賛批判
対義語
- 毀誉不関
- 不偏不党