正真正銘
読み方:しょうしん しょうめい
意味
少しの偽りや間違いもなく、完全に本物であること。また、疑う余地がなく、確実であること。「正真」は本当であること、「正銘」は銘や名称などが正しいことを表し、重ねて本物であることを強調する。
由来
「正真(本当に本物であること)」と「正銘(銘・名称などが正しいこと)」を重ねた語である。特に刀剣などの銘が正しいか、本物かをいう場面とも関係づけられる。中国古典の特定の典拠による故事成語ではなく、日本で定着した表現とされる。成立した正確な年代は不明だが、近世以降に用例が広まったと考えられる。
備考
本物であることを強く断言する、やや強調的な表現。「正真正銘の〜」の形で名詞を修飾する用法が多い。物だけでなく、「正真正銘のプロ」「正真正銘の事実」のように人や事実にも用いる。
補足
- 「正真証明」と書くのは誤りで、正しくは「正真正銘」。
- 「正真(しょうしん)」と「正銘(しょうめい)」から成る語であり、「せいしんしょうめい」とは読まない。
例文
- これは復刻版ではなく、正真正銘の初版本です。
- 彼は正真正銘の職人で、細部まで一切手を抜かない。
- その話はうわさではなく、本人が語った正真正銘の事実だった。
分類
類義語
- 本物
- 真正
- 紛れもない
- 掛け値なし
対義語
- 偽物
- 贋物
- 虚偽
- まがい物