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機略縦横

読み方:きりゃく じゅうおう

意味

その時々の状況を的確に見極め、臨機応変で巧みな策略・計画を自由自在にめぐらすこと。また、そのような優れた手腕を発揮すること。「機略」は機転の利いたはかりごと、「縦横」は思うままに自在であることをいう。

由来

中国の正史「三国志」に由来する故事成語とされる。「三国志」は西晋の陳寿が3世紀後半から280年代ごろに編纂した史書である。「機略」は時機に応じた知略、「縦横」は自由自在に活動・策動する意であり、両語を合わせて巧みな策略を自在に用いるさまを表す。

備考

主に軍事・政治・交渉・経営などで、人の知略や手腕を評価していう硬い表現。「縦横」は単なる上下左右ではなく、「自由自在に」の意。陰謀だけを指す語ではない。

補足

  • 「縦横」を単に上下・左右の意味と解するのは不正確で、ここでは「自由自在に」の意である。
  • 「機略縦横」を、単に策略を多く持つという意味に限定するのは不十分で、状況に応じて自在に用いることまで含む。

例文

  • 彼は複雑な交渉で機略縦横に策をめぐらせ、対立していた両者から譲歩を引き出した。
  • 将軍は敵軍の動きを見抜き、機略縦横に部隊を配置して勝利を収めた。
  • 経営危機に際して社長が見せた機略縦横の手腕が、会社の再建につながった。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字