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樽俎折衝

読み方:そんそ せっしょう

意味

酒樽や供え物を載せる台が置かれた宴席、すなわち会談・宴会の場で、武力を用いずに巧みな交渉を行い、対立を解決したり利害を調整したりすること。転じて、外交上の重要な折衝をいう。

由来

中国の『晏子春秋』内篇雑上にある、孔子が斉の名宰相・晏子を評した「樽俎の間を出でずして、千里の外に折衝す」という趣旨の言葉に基づく。春秋時代(紀元前6世紀ごろ)の晏子の外交手腕をたたえた故事から生まれた語である。樽は酒だる、俎は供え物や料理を載せる台を指す。

備考

主に外交・国際関係について用いる格調高い書き言葉。「樽俎」は宴席、「折衝」は利害を調整する交渉の意であり、単なる商談よりも国家間などの重要な交渉に適する。

例文

  • 両国の代表は首脳会談で樽俎折衝を重ね、停戦合意にこぎ着けた。
  • 彼は武力によらず樽俎折衝によって、取引先との対立を収めた。
  • 国際会議の晩餐会も、各国の利害を探る樽俎折衝の場となった。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字