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極楽蜻蛉

読み方:ごくらくとんぼ

意味

苦労や責任をあまり気にせず、のんきに暮らしている人をいう語。何も考えずに遊んでいるように見える人を、あきれたり非難したりして指すことが多い。文脈によっては、悩みのない気楽な人という軽い冗談の意味でも用いる。

由来

仏教で苦しみのない理想世界とされる「極楽」と、自由に飛び回る「蜻蛉(とんぼ)」を結び付けてできた日本の俗語である。極楽で気ままに飛ぶとんぼのように、何の苦労もなくのんきな人をたとえたものとされる。成立の正確な初出年は不詳だが、江戸時代以降に定着した表現とされる。

備考

多くは人をたしなめたり皮肉ったりする語で、目上の人に直接使うのは避ける。表記は「極楽とんぼ」とすることも多い。お笑いコンビ名としても知られる。

別表記

  • 極楽とんぼ

誤用・混同注意

  • 単に「幸福な人」という褒め言葉と受け取るのは不正確で、無責任なほどのんきであるという非難・皮肉を含むことが多い。

例文

  • 彼は締め切りが迫っているのに昼寝をしていて、まったく極楽蜻蛉だ。
  • 家族が忙しく働いている横で遊んでばかりいる彼を、祖父は極楽蜻蛉だと叱った。
  • 将来の不安を忘れて笑っていられる彼女が、少し極楽蜻蛉に見えてうらやましい。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字