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桴鼓相応

読み方:ふこ そうおう

意味

太鼓のばちで太鼓を打てば、すぐに太鼓が鳴り響くことから、二者以上が互いによく呼応し、調子を合わせて緊密に連携することをいう。人や組織の協力、問いかけと反応、意見や行動の一致などについて用いる。

由来

中国の正史『漢書』の「司馬相如伝上」にある、鐘や太鼓を鳴らし「千人唱い、万人和す」とする壮大な音楽・儀礼の描写を背景とする語とされる。「桴」は太鼓を打つばち、「鼓」は太鼓、「相応」は互いに応じ合う意である。『漢書』は後漢の班固が1世紀に編纂し、82年頃に成立した。

備考

主に文章語として用いる。人・部署・組織の協力関係だけでなく、発言と返答、合図と動作などがよく呼応する場面にも使う。「桴鼓」は太鼓のばちと太鼓を指す。

別表記

  • 桴鼓相應

誤用・混同注意

  • 「桴」を「浮」と書く誤記に注意。
  • 「桴鼓」を太鼓が二つあることと解するのは誤りで、「桴」は太鼓を打つばちを指す。

例文

  • 営業部と開発部が桴鼓相応の連携を見せたため、新製品は予定どおり発売された。
  • 指揮者の合図と演奏者の動きが桴鼓相応し、会場は一体感に包まれた。
  • 地域住民と行政が桴鼓相応して取り組むことが、防災計画の実効性を高める。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字