漢字辞典.com

検索
桑土綢繆

読み方

そうど ちゅうびゅう

意味

災難や問題が起こる前に、あらかじめ十分な備えをしておくこと。「桑土」は桑の木の根、「綢繆」はからみ合わせてしっかり縛る意で、雨が降る前に家の戸や窓を補強するように、将来の危険に備えることをいう。

由来

中国最古の詩集『詩経』の「豳風(ひんぷう)・鴟鴞(しきょう)」にある「迨天之未陰雨、徹彼桑土、綢繆牖戸(天がまだ曇って雨にならないうちに、桑の根を採って窓や戸をしっかり補修する)」に基づく。詩そのものの成立は西周から春秋時代(おおむね紀元前11世紀~紀元前6世紀ごろ)とされる。

備考

「そうどちゅうびゅう」と読む。日常会話ではやや難解で、文章語・演説・企業の危機管理などで用いられやすい。一般には「未雨綢繆」や「転ばぬ先の杖」のほうが通じやすい。

例文

  • 情報漏えいが起きてから慌てないよう、日頃から権限管理を徹底する桑土綢繆の姿勢が重要だ。
  • 自治体は大地震に備え、避難所の整備と物資の備蓄を進めるなど、桑土綢繆に努めている。
  • 彼は事業が順調な時期から資金を蓄え、不況に備える桑土綢繆を実践していた。

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字