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柳緑桃紅

読み方

りゅうりょく とうこう

意味

柳は鮮やかな緑に芽吹き、桃は紅い花を咲かせているという意味から、草木が色づいた美しい春の景色をいう。また、自然がそれぞれ本来の姿で生き生きとしている様子を表すこともある。

由来

中国の古典詩文で用いられた、柳の緑と桃の花の紅の対比による春景表現に由来する。唐代(7~10世紀)の詩人・王維の詩にある「桃紅復含宿雨、柳緑更帯朝煙」という句などと通じる表現である。四字熟語としての成立時期・最初の典拠は明確ではない。

備考

主に文章語・雅語として、春の華やかな自然美を描写する際に使う。「柳緑花紅」も近い意味で用いられる。日常会話では「春らしい景色」などと言い換えることが多い。

例文

  • 川辺の柳が芽吹き、桃の花も咲きそろって、里はまさに柳緑桃紅の季節を迎えた。
  • 古都の庭園は柳緑桃紅の趣に満ち、訪れた人々を楽しませていた。
  • 長い冬が終わると、山里は柳緑桃紅の明るい景色へと変わった。

類義語

対義語

  • 枯木寒林
  • 草木凋零
  • 冬枯荒涼

この四字熟語に使われている漢字