曖昧糢糊
読み方:あいまい もこ
意味
物事の内容・状態・態度などがはっきりせず、ぼんやりとしていて明確でないこと。「曖昧」と「糢糊」はいずれも不明瞭なさまを表し、それを重ねて不確かさや不明確さを強調した語。
由来
「曖昧」と「糢糊」という、ともに「はっきりしない」意の漢語を重ねた四字熟語である。「糢糊」は一般に「模糊」とも書く。中国古典の特定の一書を典拠とする故事成語ではなく、正確な成立時期・初出年は不詳。漢文・漢語の受容を通じて日本語にも定着した表現である。
備考
「曖昧模糊」と書くほうが現代では一般的で、「曖昧糢糊」も認められる表記である。多くは「曖昧糢糊な説明」「曖昧糢糊としている」のように用いる。
別表記
- 曖昧模糊
誤用・混同注意
- 「曖昧模湖」と書くのは誤り。「糊」を「湖」と取り違えない。
例文
- 契約書の責任範囲が曖昧糢糊としているため、署名する前に確認が必要だ。
- 担当者の説明は曖昧糢糊で、計画がいつ実施されるのか分からなかった。
- 証言が曖昧糢糊なままでは、事実関係を正確に判断できない。
分類
類義語
- 曖昧
- 不明瞭
- 漠然
- 有耶無耶
- 雲をつかむよう
対義語
- 明確
- 明瞭
- 判然
- 一目瞭然