智勇双全
読み方:ちゆう そうぜん
意味
知恵や判断力である「智」と、勇気や決断力である「勇」の両方を十分に備えていること。知略に優れるだけでなく、困難に立ち向かって行動する勇敢さも持つ人物をほめていう。
由来
中国の元代(13~14世紀)の雑劇『連環計』に見られる語とされる。「智勇」は知恵と勇気、「双全」は二つとも完全に備わっている意である。日本でも、知略と勇気を兼ね備えた人物を評する四字熟語として用いられる。
備考
主に人物を賞賛する語で、武将・指導者・経営者などに用いる。「智」は単なる知識量ではなく、状況を見抜く知恵や判断力を指す。
補足
- 「知勇双全」と書くのは一般的な表記ではない。標準的には「智勇双全」と書く。
- 「双全」を「双方が完全である」という意味だけに限定せず、「二つの能力をともに備える」という全体の意味で用いる。
例文
- 彼女は的確な作戦を立て、危険な現場にも自ら赴く智勇双全の指揮官だ。
- 智勇双全の武将として、その名は後世まで語り継がれた。
- 困難な交渉を成功させるには、智勇双全のリーダーが必要である。
分類
類義語
対義語
- 有勇無謀
- 匹夫之勇