旨酒嘉肴
読み方:ししゅ かこう
意味
おいしい酒と、上等で立派な料理のこと。客を手厚くもてなすために用意された、豊かな酒食・ごちそうをいう。
由来
中国最古の詩集の一つである「詩経」の、宴席や賓客のもてなしを詠む詩句に基づく語とされる。「小雅・鹿鳴」には「旨酒」、「大雅・行葦」には「嘉肴」の語が見られ、いずれも客に供する良い酒食を表す。詩経の詩篇は西周から春秋時代、概ね紀元前11~6世紀ごろに成立・集成された。四字熟語としての定着時期は不詳。
備考
やや文語的で、改まった宴会・接待・祝宴などについて用いる表現である。日常会話では「おいしい酒と料理」「ごちそう」などと言うことが多い。
誤用・混同注意
- 「嘉肴」を「佳肴」と書かない。「佳肴」も良い料理を表しうるが、四字熟語の定着した表記は「旨酒嘉肴」。
- 「しゅしゅかこう」ではなく、読みは「ししゅかこう」。
例文
- 主人は遠方から来た友人を、旨酒嘉肴でもてなした。
- 祝賀会の席には、地元の旨酒嘉肴がずらりと並んだ。
- 古い記録には、賓客に旨酒嘉肴を供して歓待したと記されている。
分類
類義語
- 美酒佳肴
- 山海珍味
対義語
- 粗酒粗肴
- 粗衣粗食