日省月試
読み方:ひせい げっし
意味
毎日その日の学習内容や仕事を振り返って理解・出来ばえを確かめ、毎月試験などによって成果を評価すること。転じて、学問や技能を継続的に復習し、定期的に進歩を点検することをいう。
由来
中国古典『礼記』の「学記」にある「日省月試、既廩称事、所以勧百工也」に基づく。戦国時代から前漢期(紀元前3~前2世紀ごろ)に成立・編纂されたとされる『礼記』に見える教育・学習の方法で、日ごとの省察と月ごとの試験を行う意である。
備考
主に学問・教育・技能習得について用いる、やや硬い表現。「省」は反省するだけでなく、詳しく調べて確認する意。「日進月歩」のように単なる進歩を表す語ではない。
誤用・混同注意
- 「日進月歩」と同義だとするのは誤り。日々の省察と月ごとの試験・点検を行うことを表す。
- 「省」は単なる反省ではなく、学習内容などを詳しく点検・確認する意味でもある。
例文
- 資格試験に合格するには、日省月試の姿勢で毎日の復習と月ごとの模擬試験を続けることが大切だ。
- 先生は生徒に対し、日省月試を心がけて学習の理解度を自分で確かめるよう指導した。
- 日省月試によって仕事の手順を点検した結果、部署全体の技能が着実に向上した。