日出三竿
読み方:にっしゅつ さんかん
意味
太陽が竿三本分ほどの高さまで昇り、朝がかなり進んだ時刻をいう。転じて、朝寝坊をして起きるのが遅いこと、または日の高くなったころを表す。
由来
中国の正史『南斉書』天文志上にある「日出高三竿、朱色赤黄、日暈」という天文・気象の記述に基づくとされる。「竿」は竹竿のような棒を高さの目安にした語で、日が三竿ほど高く昇った状態を表す。『南斉書』は南朝斉の歴史を記した書で、6世紀前半(537年ごろ)に蕭子顕が編纂した。
備考
やや文章語・故事成語的な表現で、日常会話では「日が高くなってから」「朝寝坊」と言うことが多い。正確な時刻を示す語ではなく、朝がかなり進んだ様子をいう。
補足
- 「日の出直後」の意味と誤解しやすいが、日がかなり高く昇った時刻をいう。
- 「日上三竿」と混同されることがある。「日上三竿」は別に定着した類義表現である。
例文
- 休日には日出三竿になって、ようやく布団から出ることがある。
- 日出三竿のころ、山あいの村にも明るい日差しが差し込んだ。
- 彼は昨夜遅くまで仕事をしていたため、今朝は日出三竿まで眠っていた。
分類
類義語
- 日上三竿
- 日が高い
- 朝寝坊
対義語
- 未明
- 早朝
- 早起き