旗幟鮮明
読み方:きし せんめい
意味
意見・主張・政治的立場などが、はっきりしていて曖昧でないこと。もとは旗やのぼりの色・模様が鮮やかで明瞭な様子をいい、そこから、支持する方針や態度が明確である意味に用いる。
由来
「旗幟」は旗とのぼり、「鮮明」は色や形があざやかで明らかなことを表す。もとは旗印がくっきり見える様子をいう中国語の表現で、転じて政治的な立場・主張が明確である意味になった。清代(18世紀末~19世紀)の中国白話小説などにも用例が見られるとされるが、日本語での定着時期は明確ではない。
備考
政治・社会問題、組織の方針などについて用いることが多い語です。「旗幟」は単なる「旗」ではなく、立場や主義主張の象徴を指します。肯定的にも、対立を強調する文脈でも使われます。
補足
- 「旗幟」を「旗指」と書くのは誤り。
- 「きしせんみょう」と読むのは誤りで、読みは「きしせんめい」。
- 「旗幟鮮名」と書くのは誤り。正しくは「旗幟鮮明」。
例文
- その議員は環境政策への反対姿勢を旗幟鮮明にした。
- 組織として旗幟鮮明な方針を示さなければ、社員は判断に迷う。
- 彼女は人権問題について旗幟鮮明であり、曖昧な妥協を避けた。
分類
類義語
- 立場鮮明
- 態度明確
- 主張明白
対義語
- 曖昧模糊
- 態度曖昧
- 旗幟不鮮明