敬老尊賢
読み方:けいろう そんけん
意味
老人を敬い、徳や才能に優れた賢者を尊ぶこと。年齢や経験を重んじるとともに、人格・知識・能力のある人を敬って、その意見や働きを大切にする姿勢をいう。
由来
中国・三国時代(3世紀)の魏の武将・曹操が出したとされる「歩戦令」に、「敬老尊賢、国之大典(老人を敬い賢者を尊ぶことは、国家の重要な制度・原則である)」とあるのが由来とされる。『三国志』に関係資料として伝わる故事に基づく語である。
備考
主に道徳・政治・組織運営などの文脈で用いるやや硬い表現。「老」だけでなく「賢」、すなわち徳や知恵・才能のある人も尊重する点に特色がある。
例文
- 地域の長年の功労者を表彰するこの催しには、敬老尊賢の精神が表れている。
- 組織を発展させるには、敬老尊賢の姿勢を保ち、経験者と有識者の意見に耳を傾けることが大切だ。
- 彼は敬老尊賢を信条とし、年長者にも専門家にも常に礼を尽くした。
分類
類義語
- 敬老慈幼
- 尊老敬賢
- 敬老尊長
対義語
- 目無尊長
- 傲慢不遜