敢為邁往
読み方
かんい まいおう
意味
困難や危険を恐れず、思い切って行動し、ひたすら前進していくこと。「敢為」はあえて事を行うこと、「邁往」は大きく進み行くことを表す。積極性と強い決断力を備えた行動をいう。
由来
南宋の儒学者・朱熹(1130~1200)の言行を弟子たちが記録した『朱子語類』に見える語。『朱子語類』は朱熹の没後、13世紀(1270年ごろ)に黎靖徳らによって編纂された。「敢為(あえて行う)」と「邁往(大きく前へ進む)」を結び、恐れずに実行して前進する意を表す。
分類・構成
備考
文章語・標語として用いられることが多い語である。無謀に突き進むことではなく、困難を認識したうえで果敢に実行・前進する態度を表す。
誤用・混同注意
- 「敢為邁進」は、「敢為邁往」と「勇往邁進」を混同した形であり、標準的な四字熟語としては扱われない。
例文
- 困難な市場への参入を決めた彼の姿勢には、敢為邁往の気概がある。
- 若い研究者には、失敗を恐れず新しい仮説を試す敢為邁往の精神が求められる。
- 創業者は敢為邁往を信条として、未知の技術開発に挑み続けた。
類義語
対義語
- 優柔不断
- 畏縮不前
- 躊躇逡巡