放歌縦酒
読み方
ほうか じゅうしゅ意味
大声で思いのままに歌い、気兼ねなく酒を飲んで大いに楽しむこと。喜びや解放感を抑えず、宴席などで陽気に振る舞う様子をいう。由来
中国・唐代の詩人、杜甫(712~770)の七言律詩「聞官軍収河南河北」にある「白日放歌須縦酒(白日に歌を放ち、すべからく酒を縦にすべし)」に基づく。安史の乱で奪われた地域を唐軍が回復したとの知らせを聞き、杜甫が喜びを表した詩で、763年(広徳元年)ごろの作とされる。「縦」は、この場合「ほしいままにする・思う存分にする」の意。備考
主に文章語・漢文調の表現で、成功や勝利を祝う盛大な宴などに用いる。「酒を大量に飲む」ことを含むため、日常的な飲酒を勧める語ではない。例文
- 長年の事業が成功した夜、社員たちは放歌縦酒して完成を祝った。
- 優勝の知らせを受けた町は、まるで放歌縦酒の宴のような熱気に包まれた。
- 苦難をともに乗り越えた仲間との再会なので、今夜だけは放歌縦酒して喜びを分かち合おう。
類義語
- 痛飲放歌
- 高歌放吟
対義語
- 沈黙寡言
- 節制自愛