戮力同心
読み方:りくりょく どうしん
意味
多くの人が力を合わせ、心を一つにして、同じ目的の達成に向けて努力すること。「戮力」は力を合わせる意であり、この語の「戮」は「殺す」という意味ではない。
由来
中国の歴史書・春秋左氏伝の成公十三年(紀元前576年の出来事を記す箇所)にある「戮力同心、申之以盟誓、重之以昏姻」に基づく。「力を合わせ、心を同じくする」という表現が、協力して事に当たる意の四字熟語として定着した。
備考
改まった文章やスピーチで、組織・集団の結束を強調する際に用いる。「戮」は一般に「殺す」の意でも使われるが、本語では「合わせる」の意。
誤用・混同注意
- 「戮」を「殺戮」の意味に取り、「殺す力と同じ心」のように解釈するのは誤り。ここでは「力を合わせる」の意。
- 「りくりょくどうこころ」などと読まず、標準的には「りくりょくどうしん」と読む。
例文
- 困難な事業を成功させるには、部署の垣根を越えて戮力同心で取り組む必要がある。
- 復興という共通の目標に向け、住民と行政が戮力同心して活動した。
- 選手、監督、スタッフが戮力同心となって戦った結果、チームは優勝を果たした。
分類
類義語
対義語
- 各自為政
- 同床異夢
- 離心背徳