懺悔滅罪
読み方:さんげ めつざい
意味
仏の前で自分の犯した罪や過ちを告白し、深く悔い改めることで、その罪障を消滅させること。また、そのようにして心を清め、救いを得ようとする仏教上の行いをいう。
由来
仏教語。「懺悔」は、過去の罪・過ちを仏前で告白して悔い改めること、「滅罪」はその罪障を消し去ることをいう。インド仏教の懺悔・罪障消滅の思想が中国語訳仏典を通じて漢語化され、日本にも伝来した表現である。四字熟語としての正確な初出年・特定の典拠は明らかでない。
備考
主に仏教・宗教的な文脈で用いる語。「懺悔」は通常「ざんげ」と読む。日常語としては「罪を告白して反省する」の意で比喩的に使われることもあるが、滅罪には宗教的な響きが強い。
誤用・混同注意
- 「懺悔」を「ざんかい」と読むのは一般的な読みではなく、通常は「ざんげ」と読む。
- 単に謝罪することを指す語ではなく、本来は罪障の消滅を願う仏教的な懺悔の行を表す。
例文
- 僧は法要で懺悔滅罪を願い、参列者とともに読経した。
- 過去の行いを反省し、懺悔滅罪の心で日々を送り直そうと決めた。
- この寺では、懺悔滅罪を祈る修法が長年にわたり営まれている。
分類
類義語
- 懺悔改心
- 悔過滅罪
- 滅罪生善
対義語
- 罪業深重
- 悪業累積