愛財如命
読み方:あいざい じょめい
意味
財産や金銭を、自分の命と同じほど大切にすること。金を失うことを極度に惜しみ、ため込んで手放そうとしない、非常にけちな人やその態度をいう。
由来
中国で用いられた成語。清末・20世紀初頭に成立した嶺南羽衣女士の小説「東欧女豪傑」第四回に用例があるとされる。「財を愛すること、命のごとし」、すなわち金銭を命と同じほど惜しむ、という構成からできた表現である。
備考
他人の金銭への執着やけちさを批判的に表す語である。単に倹約家であることを褒める表現ではない。日常会話では「守銭奴」「金に執着する」などのほうが通じやすい。
誤用・混同注意
- 単なる「節約家」「倹約家」の意味で用いるのは不正確で、金銭への過度な執着や吝嗇を非難する語である。
- 「愛銭如命」とするのは一般的な表記ではない。
例文
- 彼は愛財如命で、必要な修繕費さえ出し渋った。
- 愛財如命の経営者では、従業員からの信頼を得にくい。
- 財産を守るのは大切だが、愛財如命になって人間関係まで犠牲にしてはいけない。
分類
類義語
- 守銭奴
- 拝金主義
- 一毛不抜
- 吝嗇堅固