愛縁機縁
読み方:あいえん きえん
意味
人と人、とりわけ男女が結び付くのは、理屈だけでは説明できない不思議な因縁・巡り合わせによる、という意味。現代では恋愛や結婚に限らず、出会い、再会、仕事上のつながりなどについても用いる。
由来
「愛縁」は愛情によって結ばれる縁、「機縁」は物事が起こるきっかけとなる縁をいう。仏教で重視される「縁」や「機縁」の観念を背景に、日本語で人の結び付きの不思議さを表す成句として定着したと考えられる。中国古典における特定の典拠や、正確な成立年代は未詳である。一般には「合縁奇縁」とも書く。
備考
「合縁奇縁」の表記がより広く用いられるが、「愛縁機縁」も辞書に認められる別表記である。やや改まった言い方で、恋愛・結婚だけでなく人一般の出会いにも使う。
別表記
- 合縁奇縁
誤用・混同注意
- 「愛縁機縁」を誤字と決めつけることがあるが、「合縁奇縁」の辞書に認められる別表記である。
- 恋愛や結婚にしか使えないと誤解されやすいが、仕事上の出会いや友人との縁などにも用いる。
例文
- 地方の小さな展示会で知り合った二人が共同事業を始めたとは、まさに愛縁機縁だ。
- 十年ぶりの再会をきっかけに結婚することになり、家族は愛縁機縁の不思議を感じた。
- この会社に入って恩師と出会えたのも愛縁機縁だと、彼は感謝している。