愛縁奇縁
読み方:あいえん きえん
意味
人と人とが出会ったり結び付いたりするのは、理屈では説明しきれない不思議な縁によるものだということ。特に男女の出会いや結婚の縁についていうことが多いが、友人・仕事仲間などとの巡り合わせにも用いる。
由来
仏教で因縁を重んじる考え方を背景とする語とされる。「愛縁」は愛情・愛欲によって生じる縁、「奇縁」は思いがけない不思議な縁をいう。仏教語「愛縁機縁」が変化して「合縁奇縁」などになったとする説があるが、現在の形がいつ成立したか、特定の典拠や正確な年代は未詳である。
備考
「合縁奇縁」と書く形が広く用いられるが、「愛縁奇縁」も辞書に認められる表記である。恋愛・結婚に限らず、人との思いがけない巡り合わせ全般に使える。
別表記
- 合縁奇縁
誤用・混同注意
- 「愛縁奇縁」は誤記だとする誤解があるが、「合縁奇縁」と並んで認められる表記である。
- 恋愛・結婚だけにしか使えないと誤解されることがあるが、友人関係や仕事上の出会いにも用いる。
例文
- 旅先で偶然知り合った人と同じ会社で働くことになり、まさに愛縁奇縁だと思った。
- 二人が何度も偶然再会して結婚した経緯を聞くと、愛縁奇縁という言葉がぴったりだ。
- 昔の同級生との再会が新しい事業につながったのは、愛縁奇縁としか言いようがない。
分類
類義語
対義語
- 無縁無故
- 疎遠
- 縁切り