愛日惜力
読み方
あいじつ せきりょく
意味
一日一日という時間を大切にし、精力や労力をむだに消耗しないこと。限られた時間と力を有効に使い、目的のある事柄に努めるべきだという戒めをいう。
由来
中国の歴史書『三国志』呉書「孫和伝」に見える語。西晋の陳寿が3世紀末、280年代ごろに編纂した『三国志』中の「志士愛日惜力、君子慕其大者」という表現に由来する。「日を愛し、力を惜しむ」、すなわち時間と精力をむだにしない意である。
分類・構成
備考
「愛日」は日々・時間を大切にする意。「惜力」は力を出し渋ることではなく、精力をむだに費やさない意である。日常会話よりも、文章語や座右の銘として用いられやすい。
誤用・混同注意
- 「愛日」を「あいにち」と読まない。標準的な読みは「あいじつ」。
- 「惜力」を「せきりき」と読まない。標準的な読みは「せきりょく」。
- 「惜力」を単なる怠けや力の出し惜しみと誤解しない。むだな精力の消耗を避ける意である。
例文
- 彼は愛日惜力を信条とし、毎朝の短い時間も読書と勉強に充てている。
- 受験期には、愛日惜力の精神で、だらだらとスマートフォンを見る時間を減らした。
- 会議を簡潔に進めるという方針は、社員全体の愛日惜力にもつながる。
類義語
対義語
- 虚度光陰
- 徒労無益