愚夫愚婦
読み方:ぐふ ぐふ
意味
愚かな男と女という意味。また、特別な学識や地位をもたない、ごく普通の人々をへりくだって、または見下していう語。文脈によっては、男女を問わない一般の庶民を指す。
由来
中国古典『書経』「五子之歌」にある「予視天下愚夫愚婦、一能勝予(予は天下の愚夫愚婦を視るに、一人も予に勝つこと能わざるなし)」に基づく。君主は身分の低い普通の男女をも侮ってはならないという文脈で用いられた語である。
備考
現代では他人を「愚かな人々」と見下す響きが強く、日常会話で人に対して用いるのは不適切になりやすい。主に古典・歴史的文章や批判的な文脈で使われる。
例文
- 彼は民衆を愚夫愚婦と呼び、見下すような発言をした。
- 政治や法律は、愚夫愚婦にも理解できる言葉で説明されるべきだ。
- 古い評論には、愚夫愚婦にまで教えを広めるべきだという考えが見られる。
分類
類義語
- 愚民
- 凡夫凡婦
- 匹夫匹婦
この四字熟語に使われている漢字
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