悲歓離合
読み方
ひかん りごう
意味
人生における悲しみと喜び、別れと出会い(再会)をいう。人の世には、思いどおりにならないさまざまな感情や人間関係の移り変わりがある、という意味で用いる。
由来
中国・北宋の詩人、蘇軾(そしょく/蘇東坡)が1076年ごろに作った詞「水調歌頭」にある「人有悲歓離合、月有陰晴圓缺(人には悲歓離合があり、月には陰晴円欠がある)」に基づく。人間の喜怒哀楽や出会い・別れと、月の満ち欠けを対比させ、世の中が完全にはならないことを詠んだ表現である。
備考
やや文章語的で、人生や人間関係の大きな移り変わりを述べる際に用いる。「悲歓」は悲しみと喜び、「離合」は別れと出会い・再会を表す。日常の小さな出来事にはあまり用いない。
例文
- 長い人生には、悲歓離合を経験しながら人は成長していく。
- 転勤を重ねる仕事では、多くの人との悲歓離合がある。
- その小説は一家三代の悲歓離合を壮大に描いている。