悪漢無頼
読み方:あっかん ぶらい
意味
悪事を働き、社会の規範や法律を守らない、たちの悪いならず者・悪人をいう。「悪漢」も「無頼」も悪人や無法者を表し、重ねることでその悪質さを強調する語。
由来
中国古典の特定の故事や文章を典拠とする成語ではない。「悪人」を意味する「悪漢」と、法律や社会の規範を顧みない者を意味する「無頼」を並べた表現である。正確な初出・成立時期は不明だが、近代以降の日本語で用いられ定着した四字熟語とされる。
備考
人を強く非難する語であり、日常会話ではやや硬く古風な響きがある。個人を指して使う場合は、人格を激しく断じる表現になるため注意が必要。
誤用・混同注意
- 「悪漢無礼」と書かない。正しくは「悪漢無頼」。
- 「悪漢」は一般に「あっかん」と読む。
例文
- 町の人々は、その悪漢無頼の一味を恐れて警察に相談した。
- 弱い者から金品を奪うとは、まさに悪漢無頼の振る舞いだ。
- 小説では、悪漢無頼の首領に主人公が立ち向かう場面が描かれている。
分類
類義語
- 無頼漢
- 無法者
- ならず者
- 悪党
- 極悪非道