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怜香惜玉

読み方:れんこう せきぎょく

意味

男性が、女性、とりわけ美しい女性を愛し、いたわって大切にすること。「香」と「玉」は、ともに美人・女性を美しいものにたとえた語である。

由来

中国・元代(13~14世紀)の雑劇に由来する故事成語で、尚仲賢(しょうちゅうけん)作の雑劇『柳毅伝書』第四折に「怜香惜玉」の用例が見られる。「香」と「玉」を美しい女性に見立て、それを「怜む(いつくしむ)」「惜しむ(大切にする)」という意味から生じた。日本では「憐香惜玉」と書くことも多い。

備考

「香」「玉」は美人の比喩。男性が女性を寵愛・保護するという伝統的な価値観を含みうるため、現代では相手の主体性を尊重する文脈で使うのが望ましい。

別表記

  • 憐香惜玉

補足

  • 「連香惜玉」と書くのは誤記。正しくは「怜香惜玉」または「憐香惜玉」。
  • 単に花や宝玉を愛でる意味、あるいは女性が男性をいたわる意味と解するのは適切ではない。

例文

  • 彼は怜香惜玉の人で、困っている女性を見過ごさず、さりげなく手を差し伸べた。
  • その物語の主人公は怜香惜玉の心をもち、姫君を深く敬い大切にした。
  • 怜香惜玉という言葉を用いる際には、女性を一方的に保護される存在として扱わないよう注意が必要だ。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字