念念不忘
読み方:ねんねん ふぼう
意味
いつも心にかけ、決して忘れないこと。ある人への思い、受けた恩、目標や教えなどを、時々刻々と心に留め続けるさまをいう。
由来
中国・南宋時代の朱熹(1130~1200)の講義・語録を弟子たちが編集したとされる『朱子語類』に由来する。「念念」は一つ一つの思い、または常に心に思うこと、「不忘」は忘れないことを表す。日本では漢文の教養を通じて四字熟語として定着した。
備考
人・恩・教え・目標などを「忘れずに心に留める」場面で用いる、やや文章語的な表現。「念念」は「ねんねん」、「不忘」は「ふぼう」と読む。
補足
- 「不忘」を「ふもう」と読まない。正しくは「ふぼう」。
- 単に何度も考えることではなく、「心に留めて忘れない」という意味である。
例文
- 恩師から受けた励ましの言葉を念念不忘とし、困難な研究を続けた。
- 被災地で見た光景を念念不忘し、防災に関わる仕事を志した。
- 彼は初心を念念不忘の信条として、成功後も学びを怠らなかった。
分類
類義語
- 拳拳服膺
- 銘記不忘
- 心に刻む
対義語
- 忘却
- 失念
- 度忘れ