年穀豊登
読み方:ねんこく ほうとう
意味
毎年、穀物が豊かに実り、農作物が豊作であること。転じて、世の中が平和で、民の暮らしが安定していることを祝ったり祈ったりする語。
由来
中国の歴史書『後漢書』に見える「年穀豊登」に基づく故事成語とされる。「年穀」はその年の穀物、「豊登」は作物が豊かに実って収穫されることをいう。『後漢書』は南朝宋の范曄が5世紀ごろに編纂した史書である。
備考
農作物の豊作を祈願・祝賀する際に用いる雅語である。日常的には「五穀豊穣」のほうが広く使われる。
補足
- 「五穀豊穣」と混同して「年穀豊穣」としない。一般的な四字熟語は「年穀豊登」。
例文
- 村の秋祭りでは、年穀豊登と氏子の健康を祈願した。
- 適度な雨と日照に恵まれ、今年は年穀豊登の年となった。
- 為政者には、治水を整え、民が年穀豊登を喜べる国を築くことが求められる。
分類
類義語
対義語
- 五穀不登
- 凶年饑歳