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常山蛇勢

読み方

じょうざん だせい

意味

前後や中央のどこか一か所が攻撃されても、ほかの部分がただちに呼応して助け合う態勢のこと。組織や軍隊が、各部分を緊密に連携させ、一体となって対応するあり方をいう。

由来

中国の兵法書「孫子」九地篇に由来する。春秋時代(伝統的には紀元前5世紀ごろ)の孫武の兵法として伝わるが、書の成立時期には戦国時代を含む諸説がある。同篇では、常山の蛇「率然」は頭を打てば尾が、尾を打てば頭が、中ほどを打てば頭尾がともに応じると説く。この蛇の動きにたとえた、首尾が呼応する陣勢を「常山蛇勢」という。

分類・構成

備考

兵法に由来するやや硬い語で、日常会話では多用されない。「常山の蛇勢」と助詞を入れて用いることもある。単なる団結ではなく、攻撃された箇所へ他の部隊が即応する連携を強調する。

例文

  • 指揮官は、前衛・後衛が即座に支援し合える常山蛇勢の陣形を整えた。
  • 一部署だけに問題が起きても全社で対応できるよう、常山蛇勢の組織体制を目指している。
  • 相手に一点突破を許さないためには、常山蛇勢のような緊密な連携が必要だ。

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字