山高水長
読み方:さんこう すいちょう
意味
人格や徳が山のように高く、その名声や恩恵が川の水のように長く後世へ伝わること。特に、すぐれた人物の気高い人柄や、その功績が永く人々に敬われることをたたえる語。
由来
中国・北宋時代(11世紀)の政治家・文学者である范仲淹(989~1052)が、後漢の隠者・厳光(厳子陵)をたたえて書いた「厳先生祠堂記」にある「先生之風、山高水長」に基づく。山が高く、水の流れが長く続くように、厳光の徳と名声が永く伝わることを表した。
備考
主に故人や歴史上の人物など、徳望の高い人を敬って用いる雅語。単に山や川の景色が雄大であるという意味ではない。日常会話より、顕彰文・碑文・追悼文などに適する。
補足
- 自然景観を表す語だと誤解されることがあるが、通常は人物の高い徳と永く続く名声をたたえる語である。
例文
- 地域の教育に生涯をささげた校長の功績は、まさに山高水長というべきものである。
- 没後も多くの人に慕われる彼女の生き方は、山高水長の評価を受けている。
- 記念碑には、郷土のために尽くした先人をたたえる「山高水長」の文字が刻まれていた。
分類
類義語
対義語
- 悪名高い
- 名声失墜
- 遺臭万年