寛宏大量
読み方:かんこう たいりょう
意味
心が広く、おおらかで、他人の失敗や欠点をよく受け入れ、許すことができるほど度量が大きいこと。また、そのような人柄や態度をいう。
由来
中国・元代(13世紀後半〜14世紀)の無名氏による雑劇『漁樵記』第三折に見られる「寛宏大量(寬宏大量)」に由来するとされる。「寛宏」は心が広くおおらかなこと、「大量」は度量が大きいことを表し、両者を重ねて広い心と大きな度量を強調した語である。
備考
主に人柄や指導者の度量を褒める、やや硬い表現。「大量」は物の量が多い意味ではなく、「度量が大きい」の意。
別表記
- 寛厚大量
- 寛弘大量
誤用・混同注意
- 「大量」を単に「量が多い」という意味に解するのは誤りで、ここでは「度量が大きいこと」をいう。
例文
- 彼は部下の失敗を頭ごなしに責めず、改善の機会を与える寛宏大量な上司だ。
- 相手の事情を理解して許す彼女の態度には、寛宏大量の精神が表れている。
- 意見の対立があっても協力できたのは、双方が寛宏大量の姿勢を保ったからだ。
分類
類義語
- 寛仁大度
- 寛大無辺
- 寛大温厚
対義語
- 小量短気
- 偏狭固陋