富埒王侯
読み方
ふらつおうこう意味
財産や富の量が、王や諸侯に匹敵するほど非常に豊かであること。「埒」は等しい・並ぶの意で、莫大な財力をもつ人や、そのような繁栄ぶりをいう。由来
中国前漢時代の歴史書、司馬遷『史記』の「貨殖列伝」(紀元前1世紀ごろ)にある、商人などが王者・王侯に並ぶほど富を得たという趣旨に基づく語とされる。「埒」は本来、馬場などの囲いを指し、そこから「境界・等しい程度」の意味でも用いられた。備考
「ふらちおうこう」ではなく「ふらつおうこう」と読む。「埒」はここでは「らつ」と読み、「等しい・肩を並べる」の意。日常会話よりも文章語・漢文調の表現として用いられる。例文
- その豪商は海外貿易で成功し、富埒王侯と称されるほどの財を築いた。
- 城下町には、富埒王侯の暮らしぶりを誇った大商人の屋敷が残っている。
- 彼は富埒王侯の身となっても質素な生活を崩さなかった。
類義語
対義語
- 貧困窮乏
- 家徒四壁
- 赤貧洗うが如し
- 一文無し