家累千金
読み方
からいせんきん意味
一家の財産が千金に達するほど、非常に裕福であることをいう。「累」は積み重なること、「千金」は非常に多額の金銭を表す。単に金持ちであることだけでなく、多くの財産を持つ富裕な家・人を表現する語。由来
中国前漢の司馬遷が紀元前1世紀ごろに著した『史記』の「司馬相如列伝」に見える「家累千金、坐不垂堂」に基づく。「家に千金が積み重なるほどの財産がある」という意味で、富裕な家を表した。なお「坐不垂堂」は、財産のある者は危険な場所に近づかない、という趣旨である。備考
漢文由来の硬い表現で、日常会話ではあまり用いない。現代語では「巨万の富を持つ」「非常に裕福な家」などと言い換えることが多い。例文
- 彼は家累千金の商家に生まれたが、財産に頼らず自ら事業を興した。
- 家累千金といわれるほどの資産家でも、将来への備えを怠るべきではない。
- その一族は代々の交易で栄え、家累千金の名家として地域に知られていた。
類義語
- 富貴栄華
- 万貫家財
- 巨万の富
対義語
- 家徒四壁
- 貧困窮乏
- 赤貧洗うがごとし