完璧無比
読み方:かんぺき むひ
意味
少しの欠点や不足もなく、他に比べるものがないほど完全で優れていること。「完璧」は傷一つない宝玉のように完全なこと、「無比」は比較する相手がないことを表す。
由来
「完璧」は、中国・前漢時代(紀元前2~1世紀ごろ)に成立した『史記』の「藺相如列伝」に由来する。趙の藺相如が、秦に渡った宝玉「和氏の璧」を傷つけずに趙へ持ち帰った故事から、「璧を全うする」、すなわち完全に保つ意となった。「無比」を加えた「完璧無比」は、完全で比べるものがないことを強調する表現として定着した。
備考
非常に強い賞賛を表す語であり、日常会話よりも文章・評価文・スピーチで用いられやすい。「完璧」は本来「璧を完全に保つ」ことに由来する。
誤用・混同注意
- 「完壁無比」と書くのは誤り。正しくは、宝玉を表す「璧」を用いて「完璧無比」と書く。
- 「完璧無欠」と混同されることがあるが、一般に定着した四字熟語としては「完全無欠」がよく用いられる。
例文
- この製品は機能性とデザインが両立しており、まさに完璧無比の仕上がりだ。
- 彼女の演奏は技術だけでなく表現力にも優れ、聴衆から完璧無比だと称賛された。
- どれほど完璧無比に見える計画でも、実行前には問題点を検討する必要がある。
分類
類義語
対義語
- 不完全
- 欠陥多々
- 不備欠陥