学海無涯
読み方:がくかい むがい
意味
学問の世界は海のように広く、学び尽くせる限界や終わりがないということ。学ぶべき事柄は無限にあり、常に努力して学び続ける必要があることを表す。
由来
中国の勧学句「書山有路勤為径、学海無涯苦作舟(書物の山には勤勉という道があり、学問の海には苦労という舟がある)」に由来する。明代以後に成立・流布した教訓集『増広賢文』系の句として知られるが、正確な初出や作者は確定していない。唐代の韓愈の作とする説もあるが、確かな根拠は乏しい。
備考
多くは「学海無涯苦作舟」の形でも用いられる。学問の困難さを嘆く語ではなく、努力と継続によって学びを深めるべきだという前向きな教えを含む。
誤用・混同注意
- 「無涯」を「無限」とするのは、意味は近くても別の表現である。
- 「無涯」の読みを「むや」としない。標準的な読みは「むがい」。
例文
- 研究を始めてみると学海無涯で、調べるほどに新しい課題が見つかった。
- 先生は、資格を取った後も学海無涯の精神で学び続けることが大切だと語った。
- 歴史を学ぶほど学海無涯を実感し、一つの時代だけでも知るべきことが尽きないと感じる。
分類
類義語
- 学海無辺