威儀堂堂
読み方:いぎ どうどう
意味
礼儀にかなった立ち居振る舞いや姿に威厳があり、非常に立派で堂々としていること。また、そのさま。人物の風格のほか、儀式・行列・軍隊などの整然として威厳ある様子にもいう。
由来
「威儀」は、礼儀を備えた威厳ある身のこなし・容姿を表す漢語で、先秦時代(紀元前11~3世紀ごろ)に成立した中国古典『詩経』などにも見られる。「堂堂」も、立派で威厳のあるさまを表す語である。ただし、「威儀堂堂」という四字熟語そのものの成立時期や、直接の典拠となる特定の古典は未詳である。
備考
主に人物・集団の立ち居振る舞い、儀式、行列などに用いる。「威風堂堂」と近いが、「威儀」は礼儀を備えた外見や所作に重点がある。
別表記
- 威儀堂々
誤用・混同注意
- 「威風堂堂」と混同されることがあるが、両者は別の熟語である。
- 「威儀堂々」は表記上の異形であり、誤りではない。
例文
- 新任の隊長は、威儀堂堂として閲兵式に臨んだ。
- 古式ゆかしい装束を身に着けた一行が、威儀堂堂たる行列を整えて進んだ。
- その武将の肖像画からは、威儀堂堂たる風格が伝わってくる。
分類
類義語
- 威風堂堂
- 堂々たる
- 威厳凛然
対義語
- 卑屈千万
- 意気消沈