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女人禁制

読み方:にょにん きんせい

意味

女性が特定の山・寺社・祭礼の場などに入ること、または参加することを禁じる慣習・規則をいう。修験道の霊山や一部の宗教施設、伝統行事などで見られたが、現代では性別による不当な排除として見直しや廃止が進んでいる。

由来

仏教における女性観や、修験道・山岳信仰における修行者の禁欲・清浄観と結び付き、日本で形成・定着した慣習である。平安時代から中世にかけて霊山や寺院に「女人結界」が設けられ、女性の立入りを禁じる例が広がった。「女人禁制」という四字の表現そのものの初出年は明確ではない。

備考

歴史的・宗教的な慣習を表す語だが、現代ではジェンダー平等や差別の観点から問題視されることが多い。対象となる施設・行事ごとに、現在の運用は異なる。

誤用・混同注意

  • 「女人禁制」は女性全般を法的に排除する制度を必ず指すわけではなく、歴史上の宗教的・慣習的な立入制限を指すことが多い。
  • 「女人禁製」と書くのは誤り。ここでの「禁制」は禁止すること・禁止の規則を表す。

例文

  • この山は長く女人禁制とされてきたが、現在は登山道が一般に開放されている。
  • 祭礼における女人禁制の扱いについて、地域で議論が続いている。
  • 歴史資料には、寺の境内に女人禁制を示す立札が置かれていたことが記されている。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字