天翻地覆
読み方:てんぽん ちふく
意味
天がひっくり返り、地が覆るほどの大変動という字義から、世の中・社会・組織などに起こる、根本的で激しい変化や大混乱をいう。自然界の異変だけでなく、政治・経済・生活などが一変するほどの事態にも用いる。
由来
唐代(8世紀ごろ、詳しい成立年は不明)の詩人・劉商が作ったとされる「胡笳十八拍」に、「天翻地覆誰得知、如今正南看北斗」とある。この「天が翻り、地が覆る」という天地逆転のような激しい情景から、世の中を根底から変える大変動や大混乱を表す語となった。
備考
「天変地異」とは異なり、自然災害だけを指す語ではない。政治・社会・経済・組織などの秩序が根底から変わるほどの大変動を、やや誇張を込めて表す。
例文
- 新制度の導入は、業界に天翻地覆の変化をもたらした。
- 戦争の勃発後、その国は天翻地覆ともいうべき混乱に包まれた。
- AIの急速な普及は、私たちの働き方に天翻地覆の影響を及ぼす可能性がある。
分類
類義語
- 激変
- 大変動
- 桑田滄海
- 滄海桑田
- 天地変動