天涯地角
読み方:てんがい ちかく
意味
天の果てと地の隅をいい、世界の果てのように非常に遠い場所を指す。また、互いに隔たっていて簡単には会えないほど遠いことのたとえとしても用いる。
由来
中国・北宋の詞人、晏殊(991~1055)の「玉楼春・春恨」に「天涯地角有窮時、只有相思無尽処(天の果ても地の隅も尽きる時があるが、思慕だけは尽きるところがない)」と見える。「天涯地角」は、天の果てと地の隅という非常に遠い場所を表す語である。
備考
文学的で格調のある表現であり、日常会話より文章語で用いられる。「天涯海角」も、非常に遠い所を表す近い表現として使われる。
例文
- 彼は研究のため天涯地角とも思える南極の基地へ赴いた。
- 通信手段が限られていた時代には、海外は天涯地角の地に感じられた。
- たとえ天涯地角に離れていても、故郷を思う気持ちは変わらない。
分類
類義語
- 天涯海角
- 天涯万里
- 万里遠隔
対義語
- 咫尺之間
- 近在咫尺