大願成就
読み方:たいがん じょうじゅ
意味
長年抱き続けた大きな願い・志・目標が、ついにかなえられること。「大願」は本来、仏や菩薩が衆生を救うために立てる大きな誓願をいい、現在では人生を懸けた大きな望みが実現する意味で用いる。
由来
「大願」は仏教で、仏・菩薩が衆生救済のために立てる大きな誓い・願いを指す語である。「成就」は願いや修行などが完成し、実現することをいう。これらを組み合わせた仏教系の表現で、特定の一つの典拠や成立年代は明確でない。中世以降の日本では、祈願文や寺社に関わる文脈でも用いられ、一般に大きな目標の実現を表す語となった。
備考
やや改まった、格調高い表現。個人的な願望にも使えるが、長年の努力を要する大きな目標や、祈願・寺社に関する文脈で特によくなじむ。単なる小さな望みには大げさになることがある。
補足
- 読みを「たいがんせいじゅ」とするのは誤りで、一般的な読みは「たいがんじょうじゅ」。
- 「大願成就」は大きな願いが実現する意であり、単に願い事をすること自体を指す語ではない。
例文
- 長年取り組んできた事業を成功させ、彼はついに大願成就を果たした。
- 受験生たちは第一志望への合格という大願成就を願って、最後まで勉強を続けた。
- 創立百年の記念事業が完成し、地域の人々にとっても大願成就の日となった。
分類
類義語
対義語
- 目的未達
- 志半ば