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大疑大悟

読み方:たいぎ たいご

意味

禅の修行で、根本的な問題を徹底して疑い抜けば、それに応じて大きな悟りが得られるということ。「大いに疑えば大いに悟る」の意で、深い探究心や切実な問題意識が真の理解につながることをいう。

由来

中国禅の語。元代の禅僧・高峰原妙(1238~1295)の教えとして伝わり、明代の雲棲袾宏が1600年ごろに編んだ禅書「禅関策進」に、「大疑大悟、小疑小悟、不疑不悟」と見える。大きく疑う者は大きく悟り、小さく疑う者は小さく悟り、疑わない者は悟れない、という修行上の教えである。

備考

本来は禅の悟りに関する語である。現代では、学問・研究・自己探究などで、深い疑問を徹底的に考える姿勢をたたえる比喩としても用いる。単に何でも疑うという意味ではない。

例文

  • 師は、答えを急がず大疑大悟の気持ちで公案に向き合うよう弟子に説いた。
  • 彼は研究上の矛盾を放置せず、大疑大悟の姿勢で原因を追究した。
  • 学びにおいては、既成の答えを鵜呑みにせず、大疑大悟の精神で問いを深めることも大切だ。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字