大材小用
読み方
たいざい しょうよう
意味
優れた才能や大きな能力をもつ人に、その能力に見合わない小さな仕事や地位しか与えず、十分に生かしていないこと。また、大きく優れた物をつまらない用途に使うこと。「大材」は大きな材木、転じて優秀な人物や大きな才能をいい、「小用」は小さな用途をいう。
由来
中国・南宋時代(12世紀後半)の詩人、陸游(りくゆう)の詩「送辛幼安殿撰造朝」にある「大材小用古所嘆(大材小用は古より嘆ずる所)」に基づくとされる。大きな才能を十分に用いないことは、昔から惜しまれてきたという趣旨である。
備考
人の才能・能力について使うことが多い語だが、優れた機械や道具などを不相応に小さな用途へ使う場合にも用いる。能力を生かす「適材適所」と対比して使われやすい。
例文
- 彼ほど経験豊富な技術者を資料整理だけに回すのは、大材小用というほかない。
- この高性能なコンピューターをメールの確認だけに使うのは、まさに大材小用だ。
- 会社は彼女の企画力を生かせず、大材小用の状態にしてしまっている。
類義語
- 牛刀割鶏
- 牛刀をもって鶏を割く
- 過小評価
対義語
- 適材適所
- 大器大用