多多益善
読み方:たた ますます ぜん
意味
物事は、多ければ多いほどいっそうよい、という意味。人材・資金・情報・物資など、数や量が多いことを望ましいとする場面で用いる。
由来
中国前漢の司馬遷が紀元前1世紀ごろに編纂した『史記』の「淮陰侯列伝」に由来する。漢の高祖・劉邦が韓信に率いることのできる兵の数を尋ねたところ、韓信は自分なら「多多益善耳(多ければ多いほどよい)」と答えた故事から生まれた。
備考
主に人員・情報・資金・物資など、量が多いほど有利なものについて使う。ただし、質や管理の負担を無視して「何でも多ければよい」とする意味ではない。
例文
- 新規事業の立ち上げ期には、経験豊富な人材は多多益善だ。
- 災害支援の現場では、正確で新しい情報は多多益善である。
- 利用者からの具体的な意見は多多益善と考え、アンケートを広く募った。
分類
類義語
- 多ければ多いほどよい
- 多いに越したことはない
- 数は力なり