壮志凌雲
読み方
そうし りょううん
意味
壮大な志や理想が、空の雲をも越えるほど高く大きいこと。非常に大きな目標を抱き、それを実現しようとする強い意気込みを表す。
由来
『漢書』揚雄伝下にある、漢の武帝が「凌雲之志」を抱いたという記述に基づく。『漢書』は後漢の班固らによって1~2世紀ごろに編纂された歴史書である。「壮志凌雲」は、その「雲を凌ぐほど高い志」という表現をもとに成立・定着した四字熟語である。
分類・構成
備考
日常会話ではやや硬く、文章語・演説・人物評などで用いられる。単に「野心が強い」という意味ではなく、理想が大きく前向きな志を褒める表現である。
誤用・混同注意
- 「壮志」を「壮士」と書くのは誤り。正しくは、志を意味する「壮志凌雲」。
- 「凌雲壮志」と語順を入れ替える表記は、一般的な日本語の四字熟語としては用いない。
例文
- 若き研究者は、壮志凌雲の気概を胸に、新しい治療法の開発へ挑んだ。
- 彼女は地方から上京し、世界で活躍するという壮志凌雲の夢を語った。
- 壮志凌雲で事業を始めたからには、困難に直面しても志を曲げてはならない。
類義語
対義語
- 意気消沈
- 無気力
- 志気衰頽