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士魂商才

読み方:しこん しょうさい

意味

武士に求められたような高い倫理観・責任感・気概(士魂)と、商人に必要な実務的な知識・経営能力・商才を、あわせ持つこと。利益を追うだけでなく、人格や公共性を備えた実業人であるべきだという考えを表す。

由来

明治時代後期、福澤諭吉が近代日本の商業・実業教育を論じる中で提唱・普及させた語として広く知られる。武士的な精神的規範と、近代的な商業・経営の才能を両立させる人材像を示した。厳密な初出や命名時期には資料によって異説があるが、19世紀末の明治期の表現である。

備考

主に企業理念、商業教育、経営者論で用いられる。現代では「武士」の身分そのものを指すというより、誠実さ・責任感・高い志を表す比喩として理解される。

例文

  • 企業の経営者には、利益だけを追わない士魂商才の姿勢が求められる。
  • 彼は地域への責任を大切にしながら事業を成功させ、士魂商才を体現している。
  • 学校では、倫理観と実務能力を育てる士魂商才の教育理念を掲げている。

分類

類義語

この四字熟語に使われている漢字