嘉言善行
読み方
かげん ぜんこう
意味
人の手本となるような、立派でよい言葉と、善良で正しい行いのこと。「嘉」は、よい・すぐれているという意味で、「嘉言」はよい言葉、「善行」はよい行いを指す。人格や道徳的なふるまいをほめる際に用いる。
由来
中国の儒学に由来する語です。「嘉言」は古典『尚書(書経)』の「大禹謨」に見られ、よい言葉・すぐれた意見を意味します。四字の形「嘉言善行」は、南宋の朱熹・呂祖謙が編んだ儒学書『近思録』(1175年ごろ成立)に見え、「人のよい言葉やよい行いを敬い、記録する」といった文脈で用いられました。
備考
主に文章語・教訓的な文脈で使われる語です。単に発言と行動が一致することではなく、内容そのものが道徳的にすぐれていることを表します。
例文
- 彼は嘉言善行を心がけ、周囲から深い信頼を得ている。
- 学校では、知識だけでなく嘉言善行を実践することの大切さも教えている。
- その指導者は嘉言善行によって部下を導き、模範を示した。
類義語
- 嘉言懿行
- 善言善行
- 言行一致
対義語
- 悪言悪行
- 悪口雑言
- 悪事悪行