喉元思案
読み方:のどもと じあん
意味
食べ物が喉元まで来てから、それが何であるかを考えるという意から、物事を始めたり、問題が差し迫ったりしてから対策を考えること。前もって十分に考えたり準備したりしない、後手に回ったやり方をいう。
由来
食べ物を口にして喉元まで来てから、その正体や安全性を考えるという不合理な様子をたとえにした、日本で生まれた表現である。計画や準備をせず、事が始まってから思案することを批判的にいう。成立した正確な時期や特定の初出文献は未詳である。
備考
主に「準備不足で、事態が差し迫ってから考える」という批判的な文脈で使う。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは別の表現である。
例文
- 事業を始めてから資金繰りを考えるのは、まさに喉元思案だ。
- 締め切り当日に必要書類を確認するような喉元思案では、仕事に支障が出る。
- 災害が起きてから避難場所を調べるのではなく、喉元思案にならないよう平時から備えるべきだ。
分類
類義語
- 泥縄式
- 行き当たりばったり
- 場当たり的
- 後手後手