同心同徳
読み方:どうしん どうとく
意味
心を同じくし、目指す道徳・理念・志も共有して、固く一致団結すること。単に仲がよいというより、共通の信念や目的のもとで協力することを表す。
由来
中国古典の「書経(尚書)」の「泰誓中」に見える「予有乱臣十人、同心同徳」に基づく。周の武王が、心も徳も一致した有能な家臣がいることを述べた言葉とされる。伝承上の時代は紀元前11世紀ごろの周代だが、「泰誓」の成立時期には諸説ある。
備考
組織・団体の理念、あいさつ、スローガンなどで用いられる硬い表現。「同心協力」が力を合わせて働くことに重点を置くのに対し、「同心同徳」は信念や徳まで一致することを含む。
別表記
- 同心同德
誤用・混同注意
- 「同心同得」と書くのは誤り。正しくは「同心同徳」。
- 単に親しい関係を指す語ではなく、理念・志・道徳観を共有して一致する意である。
例文
- 新しい事業を成功させるには、社員全員が同心同徳で目標に向かうことが重要だ。
- 地域の住民が同心同徳となって、被災地の復興を支援した。
- 私たちは創業の理念を共有し、これからも同心同徳で困難を乗り越えていく。
分類
類義語
対義語
- 離心離徳
- 同床異夢